NY市警 アジア系狙った犯罪に対策チーム
アメリカ・ニューヨークで新型コロナウイルスの蔓延以降、アジア系住民に対する襲撃事件などが相次いでいて、警察は18日、専門の対策チームを発足させました。
ニューヨーク市警は18日、新型コロナウイルスの感染が拡大した3月以降に、アジア系住民を狙った憎悪犯罪、いわゆるヘイトクライムが21件確認されたと発表しました。物理的な暴行や言葉による攻撃などで、市内全域で増加傾向にあるということです。
ニューヨーク市警は、感染拡大でアジア系住民に対する差別的な考えが広がったとみていて、中国語や韓国語を話せる25人のアジア系捜査員による専門の対策チームを発足させて、取り締まりを強化するとしています。