NY株 主力ハイテク株が押し上げ“反発”
20日のニューヨーク株式市場は、主力のハイテク株が相場を押し上げ、ダウ平均株価は4日ぶりに反発して取引を終えています。
20日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前日比46ドル85セント高の2万7739ドル73セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も118.49ポイント上げて、1万1264.95と過去最高値を更新して取引を終えています。
この日発表された先週一週間の失業保険の申請件数が、市場予想を上回り100万件を超えたことで、景気の先行きに対する警戒感が高まり、朝方は売りが先行しました。
一方、景気の影響を受けにくい「アップル」や「マイクロソフト」などのハイテク株は堅調で、この2銘柄でダウ平均を100ドルあまり押し上げました。
市場関係者は「夏休みで株式市場での値動きが少ない中、金利は連日動きがあるため、その動向に注目している」と話しています。