米ビーガン国務副長官×露ラブロフ外相会談
アメリカのビーガン国務副長官は25日、ロシア・モスクワでラブロフ外相と会談し、混乱が続くベラルーシ情勢をめぐり「内政干渉はしない」との立場を強調しました。
ビーガン国務副長官は、ベラルーシのルカシェンコ政権の後ろ盾となっているロシアを訪れ、ラブロフ外相と会談しました。
ビーガン氏はベラルーシ治安当局による反政権デモの参加者への暴力を非難する一方で、ベラルーシの主権と市民自らによる決定は尊重するとして、内政干渉はしないとの立場を伝えました。
また、会談では、ロシアの野党指導者・ナワリヌイ氏に毒物が投与された痕跡が見つかったことにも触れ、言論の自由や透明性の確保をめぐり深い懸念を伝えたということです。