モーリシャス座礁貨物船事故処理で3人死亡
日本の貨物船が、座礁したインド洋のモーリシャス沖で先月31日、貨物船の処理に関わっていた船が転覆し、これまでに3人が死亡しました。
貨物船「WAKASHIO」が座礁したモーリシャス沖の現場近くで先月31日夜、海から引き揚げた物を運ぶのに使う「はしけ」と、このはしけをえい航していたタグボートが衝突しました。
この事故でタグボートは転覆し、地元メディアによりますと乗っていた8人のうち3人が死亡したということです。また1人が行方不明となっていて捜索が行われています。
事故当時、海は悪天候で荒れていて、現地では座礁事故の処理にあたる港湾当局の責任を問う声もあがっています。