米国防総省“中国核弾頭10年で倍増”
アメリカ国防総省は1日、中国の軍事動向に関する年次報告書を発表し、中国の核弾頭の数が、「今後10年間で少なくとも倍増すると推定される」と指摘しました。
国防総省は年次報告書で、中国が現在保有する核弾頭の数を200発台前半だと推計しつつ、「今後10年間で少なくとも倍増すると推定される」と指摘しています。
また、報告書では、「中国がいくつかの分野でアメリカと同等かそれ以上の能力を持っている」との認識も示しています。
アメリカが中国の核弾頭の数について、推計を発表するのは初めてで、国防総省幹部は、「核戦力の増強がアメリカに深刻な懸念をもたらす」としています。