米失業率8.4% 5か月ぶり10%下回る
アメリカの8月の失業率は、前の月から改善し、8.4%となり、5か月ぶりに10%を下回りました。
アメリカ労働省が4日に発表した雇用統計で、8月の失業率は8.4%と、前の月から1.8ポイント改善しました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、4月には14.7%と、第二次世界大戦後、最悪の水準まで悪化しました。
その後は、経済活動の再開に伴い改善を続け、今回は5か月ぶりに10%を下回りました。
市場予想を上回る回復でしたが、大手航空各社などは、国の追加支援を得られなければ、人員整理に踏み切る計画を明らかにしていて、雇用情勢の先行きに懸念も出ています。