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“露野党指導者に毒物”G7外相ら強く非難

2020年9月9日 10:49

G7(=主要7か国)の外相らは8日、共同声明を発表しロシアの野党指導者に神経剤「ノビチョク」系の毒物が使用された事を強く非難するとともに、ロシアに対して加害者に法の裁きを受けさせるよう求めました。

声明ではノビチョク系の毒物が使用された事を「可能な限り強い言葉で非難する」としています。また、ロシアに対しては透明な手続きにより加害者を特定し、法の裁きを受けさせるよう求めているほか、「今後の対応を注意深く監視する」などとして具体的な行動を促しました。

プーチン政権批判の急先鋒として知られるナワリヌイ氏は、先月、移動中に意識不明となり、その後、体内から旧ソビエトが開発した神経剤「ノビチョク」系の毒物の証拠が見つかっていました。

現在、ドイツの病院で治療を受けていて7日には人工的な昏睡状態から脱したという事です。