台風被害の復旧に…金委員長“軍部隊投入”
北朝鮮の国営メディアは、金正恩委員長が重要会議を開き、台風被害の復旧に軍の部隊を投入することを決めたと伝えました。
朝鮮中央通信によりますと、金正恩委員長は8日、平壌で朝鮮労働党・中央軍事委員会の拡大会議を主宰しました。会議では、東部の咸鏡南道の鉱山地区で2000を超える住宅が被害を受け、道路や鉄道も寸断し「交通が完全にまひする非常事態」だと報告されました。
金委員長は「予想外の台風被害によって闘争の方向を変更せざるを得ない状況」などと述べ、経済計画の見直しに言及しました。
被害復旧のために軍の部隊を投入することが決まり、金委員長は党創立75周年の来月10日までに住宅を復旧させるよう指示しました。