アフガニスタンの首都カブールで９日、副大統領を狙った爆弾攻撃がありました。少なくとも１０人が死亡しましたが、副大統領は軽傷です。

地元メディアなどによりますと、カブールの路上で９日朝、サレー第１副大統領の車列を狙った爆弾が爆発しました。この爆発で少なくとも１０人が死亡、１５人がケガをしましたが、サレー氏は顔をやけどするなどの軽傷で、命に別条はないということです。

これまでのところ犯行声明は出されていません。

サレー氏は元諜報機関トップで、去年の大統領選挙の前にも襲撃を受けています。

アフガン政府と近く和平交渉を開始する見通しの反政府勢力「タリバン」は、今回の攻撃について関与を否定しています。