イスラエルとバーレーン国交正常化へ
アメリカのトランプ大統領は11日、アメリカの仲介で、イスラエルとバーレーンが国交を正常化する、と発表しました。大統領選を前に、大きな外交成果となります。
トランプ大統領「バーレーンはイスラエルと完全に国交を正常化する。本当に歴史的な日だ」
イスラエルとアラブ諸国の国交樹立は、同じくアメリカが仲介し、先月発表されたUAE(=アラブ首長国連邦)に次ぎ4か国目です。
イスラエルとアラブ諸国はパレスチナ問題をめぐって、歴史的に対立してきましたが、トランプ大統領は、「誰も考えられなかったことが中東で起きている」と外交成果を強調したうえで、「他の国も加わるだろう」と述べ、アラブ諸国が追随することにも期待感を示しました。
イスラエル、バーレーンとの共同声明では「中東の前向きな変革を維持し、地域の安定や安全、繁栄につながる」としています。
来週15日にホワイトハウスで行われるイスラエルとUAEの調印式には、バーレーンも同席するということです。