イスラエル アラブ2か国と国交正常化
イスラエルは15日、アメリカの仲介のもと、UAE(=アラブ首長国連邦)、バーレーンのアラブ2か国との国交正常化への合意文書に署名しました。
アメリカ・トランプ大統領「私たちはきょう、歴史の流れを変えるためここにいる。数十年の分断と争いを経て、中東の夜明けを迎えている」
イスラエル・ネタニヤフ首相「きょうは歴史の転換点だ。平和の新たな始まりだ」
トランプ大統領は、ホワイトハウスにイスラエルのネタニヤフ首相、UAEとバーレーンから外相をそれぞれ招き、国交正常化の調印式を行いました。
イスラエルとアラブ諸国はパレスチナ問題をめぐって歴史的に対立してきましたが、トランプ大統領は、「何世代も続く恐怖と暴力からこの合意で解放される」と訴え、その意義を強調しました。
また大統領は、「誰も実現できるとは思っていなかった」と繰り返し、11月に大統領選挙を控える中、大きな外交成果としてアピールしました。