仏シャルリ・エブド旧本社前で刃物…テロか
2015年のテロで編集部が襲撃されたフランスの風刺新聞「シャルリ・エブド」の旧本社前で25日、男女2人が刃物で襲われる事件がありました。
現地メディアによりますと、「シャルリ・エブド」の旧本社前で25日、同じ建物に入居する番組制作会社の職員2人が休憩中にたばこを吸っていたところ、男に突然、刃物で襲われ、1人が重傷を負いました。
事件後、現場近くで男2人が拘束され、それぞれパキスタンとアルジェリア出身だということです。また現地メディアは、このほか5人が新たに拘束されたと伝えています。
「シャルリ・エブド」は5年前に襲撃を受けるきっかけとなったイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を今月、再び掲載していました。フランス当局は、今回の事件もテロの可能性が高いとみてテロ対応の専門班が捜査にあたっています。