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元CIAスノーデン氏、ロシアで永住権取得

2020年10月23日 0:28

アメリカ政府による情報収集活動を暴露し、ロシアに一時亡命しているCIA(=アメリカ中央情報局)元職員のエドワード・スノーデン氏が、ロシアで永住権を取得したことがわかりました。

スノーデン氏は2013年、アメリカ政府が通信記録を傍受していたことを実名で暴露し、ロシアに一時亡命していました。ロシアメディアによりますと、スノーデン氏の弁護士は22日、ロシアの移民当局が無期限の滞在許可証を発行し、スノーデン氏が事実上の永住権を取得したことを明らかにしました。

この弁護士は去年、ロシアの移民法が改正され、ロシアで亡命保護を受けたアメリカ人でも永住権を取得できるようになったと説明しています。

一方で、スノーデン氏は、ロシア国籍の取得については考えていないということです。