FRB、政策金利の据え置き決定 2会合連続
アメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)は19日、金融政策を決定する会合を開き、2会合連続で政策金利を据え置くことを決めました。
FRBは19日、金融政策を決定する会合で、4.5%を上限とする現在の政策金利を2会合連続で据え置くことを決めました。経済活動や労働市場が堅調な一方、インフレ率はやや高止まりしていて、景気の先行きをめぐる不透明感が増しているとしています。
FRB・パウエル議長「(トランプ政権の)特に貿易政策に関しては、政策変更に対する不確実性と経済見通しへの影響は依然として高い」
また、前回の会合と同じく、今年中に2回利下げを行う見通しは維持しました。FRBは今後、トランプ政権の関税政策が物価高騰に与える影響を見極めながら、利下げの時期を慎重に判断することになります。