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トルコ大地震72時間経過 仮設住宅も課題

2020年11月3日 1:31

1000人以上が死傷したトルコ西部沖の大地震は、生存率が下がるとされる発生から72時間が経過しました。倒壊した建物の捜索が続く一方、被災者の仮設住宅の建設なども課題となっています。

トルコ西部沖を震源とする大地震では、トルコで91人が死亡、994人がケガをし、ギリシャでも2人が死亡しました。発生から65時間後の2日朝に、倒壊した建物から3歳の女の子が助け出されたほか、これまでに100人あまりが救出されました。

2日午後には、生存率が下がるとされる発生から72時間が経過しましたが、がれきの下に取り残された人がいるとみられ、懸命の捜索が続けられています。

一方、被害が大きかったイズミルでは、自宅が倒壊するなどした約1200世帯の人々が避難しているということで、被災者のための仮設住宅の建設などが課題となっています。