黒人差別“発祥”の地でバイデン氏“勝利”
アメリカ大統領選挙の争点の一つ黒人差別問題について、全米に広がった抗議活動の発端となる事件が起きたミネソタ州から中継です。
こちらは、ことし5月に黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警察官に殺害された現場です。先ほど、こちらミネソタ州でバイデン氏が勝利を確実にしました。
この住民の人たちは、午後8時の投票終了のあと、大統領選のニュースをスクリーンに映し出して、開票状況を見守っています。
投票した男性「もちろんバイデン氏に投票した」「警察の黒人への暴力に対し、大統領の対応は良くなかった」
ここを訪れる人たちは、黒人有権者に寄り添う姿勢を見せているバイデン氏を支持している人がほとんどです。
また、ミネソタ州は40年以上、民主党が勝利していまして、4年前も僅差でしたがトランプ大統領は敗れています。
ミネソタ州では現在も開票作業が続いていますが、バイデン氏が勝利を確実にしていて、黒人差別への抗議の声が追い風になったかたちです。