米大統領選 黒人差別“発端の地”は…
アメリカ大統領選挙の投票がいよいよ日本時間の3日夜、始まります。争点の一つとなる黒人差別問題について、全米に広がった抗議活動の発端となる事件が起きたミネソタ州から伝えます。
今年5月に黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警察官に殺害された現場は、黒人差別への抗議と追悼の場所となっています。
今回の大統領選挙では、黒人差別への対応が争点の一つとなっています。抗議デモに便乗した暴力を厳しく取り締まるトランプ大統領に対し、バイデン氏は、支持基盤の黒人有権者の怒りに寄り添う姿勢を見せています。
取材した事件の現場には、大統領選の前日となった3日も全米各地から人が訪れました。また、期日前投票所でも前回は投票を棄権したものの今回はバイデン候補に投票した黒人有権者もいました。
バイデン候補に投票「人々の平等な権利に向かって国として動こうとしているこの時代に、人種差別的なことをする人物を大統領として認めません」
黒人差別への抗議の声がトランプ大統領への逆風となっています。