大接戦となっているアメリカ大統領選挙で、トランプ陣営は４日、中西部ウィスコンシン州での開票結果の再集計を求めると発表しました。中継です。

ウィスコンシン州は、僅差でバイデン候補がリードする大接戦です。トランプ陣営は、選挙に不正があったと訴えています。

ウィスコンシン州は現在、開票率９９％で、バイデン候補、４９．４％、トランプ大統領、４８．８％で、バイデン氏が０．６ポイント差の僅差でリードしています。

トランプ陣営は４日、「不正行為が報告された」として、開票のやり直しを求めると発表しました。

トランプ大統領もツイッターに、激戦州での開票結果について、「票が魔法のように消えていった」と書き込むなど、選挙での不正を示唆し、その有効性に疑問を呈する姿勢を示しました。この投稿は、「選挙に関する誤解を招く可能性がある」としてツイッター社から警告を受けています。

また、バイデン氏が僅差でリードする中西部ミシガン州でも、トランプ陣営は、「開票の監視体制が十分ではない」などとして、開票作業を差し止めるよう求め、提訴しました。

選挙結果への異議申し立てや法廷闘争など、大接戦となっている大統領選は、異例の長期戦となりそうです。