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コロナワクチン臨床試験“9割以上に効果”

2020年11月10日 0:11

アメリカの製薬大手ファイザーなどは9日、最終段階に入っている新型コロナウイルスワクチンの臨床試験で、9割以上の有効性が確認されたとの中間結果を発表しました。

このワクチンは、ファイザーとドイツの医薬品大手ビオンテックが共同開発しているもので、現在4万人以上を対象に最終段階の臨床試験が行われています。

発表によりますと、ワクチンを接種した被験者と接種しない被験者を比較した結果、9割以上の予防効果が確認されたということです。

安全性の確認が済み次第、今月後半にもアメリカの当局に緊急の使用許可の申請を行うということです。

今年の末までに5000万回分を、来年末までに13億回分を供給できるとしています。

このワクチンをめぐっては、日本政府もファイザーと6000万人分の供給を受けることで合意しています。