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野口さん乗せ…クルードラゴン1号機宇宙へ

2020年11月16日 6:13

アメリカのスペースX社が開発した新型宇宙船「クルードラゴン」の1号機が宇宙へ飛び立とうとしています。

映像は、日本時間の16日午前6時前、アメリカはフロリダ州にあるケネディ宇宙センターです。青く抜けたフロリダの空に白色のロケットが打ち上げの時を待っています。

クルードラゴンの今回の打ち上げは、政府機関であるNASAが民間企業に委託したもので、定期的に国際宇宙ステーション(=ISS)まで宇宙飛行士を運ぶ事業の初めてのミッションとして注目されています。

この新型宇宙船には日本人の宇宙飛行士・野口聡一さんも搭乗します。野口さんは今回で3回目の宇宙飛行で、過去2回の飛行ではスペースシャトルとソユーズと別の飛行船に搭乗し、今回、さらにクルードラゴンに搭乗することで、3回とも別の宇宙船に乗ることになります。

野口さんたちは間もなくカメラの前に姿を現し、家族との地球での最後の挨拶をします。

野口さんは以前、今回一緒に乗り込む宇宙飛行士と一緒に会見をし、この宇宙船に付けた名称「レジリエンス」の意味とこの飛行に対する思いを語った際、レジリエンスとは「回復する力、たて直す意思、そして生存する努力」を意味し、「このミッションはみんなのもの」だから一緒に飛び立とう!と呼びかけました。

日本時間の6時過ぎに野口さんが家族の前に現れて最後の挨拶を交わすことになっています。現場の越智記者からは、野口さんの最新情報などを伝えてもらいます。