マラドーナさん(60)死去 心臓発作
サッカー界のスーパースターで元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナさんが、心臓発作のため亡くなりました。60歳でした。
現地メディアなどによりますと、ディエゴ・マラドーナさんは25日、アルゼンチンのブエノスアイレスの自宅で、心臓発作のため、亡くなったということです。60歳でした。
マラドーナさんは今月初めに、硬膜下血腫の手術を受けた後に退院して、自宅で治療を受けていました。
マラドーナさんはサッカー界のスーパースターで、伝説の「5人抜きゴール」などから、神の子とも呼ばれました。
アルゼンチン代表としてワールドカップに4度出場し、1986年の大会では、アルゼンチンを優勝に導きました。
現地では、ほぼすべてのメディアがマラドーナさん死去のニュースを伝え続けているほか、フェルナンデス大統領も「あなたは私たちをトップに導いてくれた。あなたがいてくれたことに感謝する」などとコメントを出しました。
また、アルゼンチン政府は3日間、喪に服すことを決めたと伝えられるなど、国民的な英雄の死を国を挙げて悼んでいます。