核科学者暗殺 ロウハニ大統領「報復する」
イランの核開発計画で中心的な役割を担ってきたとされる科学者が暗殺されたことを受け、ロウハニ大統領は28日、「適切なタイミングで報復する」と述べました。
イランで最も権威が高い核科学者とされるモフセン・ファクリザデ氏は27日、車で移動中に何者かの襲撃を受け、殺害されました。これに対し、イランのロウハニ大統領は28日、「こうした犯罪行為を黙って見過ごすことはないと敵は知るべきだ」とした上で、「適切なタイミングで報復する」と述べました。
ロウハニ大統領は、敵対するイスラエルが暗殺に関与したとの見方を示していて、今後、両国の間で緊張が高まりそうです。