ファイザーなどEUでワクチン販売許可申請
アメリカの医薬品メーカーのファイザーとモデルナが、EU=ヨーロッパ連合の医薬品規制当局に対し、新型コロナウイルスワクチンの販売許可申請を行いました。
1日のEMA=ヨーロッパ医薬品庁の発表によりますと、ファイザーとモデルナは、1年ごとに更新が必要な条件付きの販売許可申請を行ったということです。
両社のワクチンは、臨床試験の結果、共に9割を超える有効性を示したとされていますが、EMAはすでにそのデータの提供を受け、有効性や安全面での審査を進めています。
ワクチンは早ければ年内にも承認され、その後、販売が始まる見通しです。
ファイザーとモデルナは、アメリカで緊急使用の申請を行っているほか、日本も供給を受けることになっています。