EU 来月にもワクチン販売承認の見通し
EU(=ヨーロッパ連合)は19日、新型コロナウイルスワクチンの臨床試験で、90%以上の有効性が確認されたと発表された2つのワクチン候補について、来月後半にも販売を承認できるとの見通しを明らかにしました。
EU・フォンデアライエン委員長「全ての手続きが問題なく進めば、ビオンテックやモデルナが開発しているワクチンについて、早ければ12月後半にも販売承認ができる可能性がある」
EUで承認が見込まれているのは、アメリカ製薬大手ファイザーとドイツ医薬品メーカー・ビオンテックが共同開発するワクチンと、アメリカのバイオ医薬品メーカー・モデルナが開発中の2つのワクチン候補です。
いずれも臨床試験で90%以上の有効性が確認されたとしています。
EUは先週、ファイザーなどが開発するワクチンを最大3億回分購入する契約を結んだほか、モデルナとの交渉も進めているということです。