「ダボス会議」開催地、シンガポールに変更
世界の政財界のリーダーらが国際社会の課題を話し合う「ダボス会議」の来年の開催地が、新型コロナウイルスの影響で、スイスからシンガポールに変更されることが決まりました。
毎年1月に世界各国の首脳や経営者らおよそ3000人が一堂に会するダボス会議は、新型コロナウイルスの影響で来年の開催が5月に延期されました。
当初は、スイス国内の別の場所で開催する計画でしたが、会議を主催する国際機関・世界経済フォーラムは7日、開催地をシンガポールに変更すると発表しました。
参加者や受け入れ先の安全確保などを検討した結果、シンガポール開催が最適と判断したということです。
アジア初の開催となり、新型コロナウイルス流行後の世界の経済社会システムの見直しなどを議論する予定です。
一方、22年は再びダボスでの開催を目指すとしています。