感染拡大の独 商店閉鎖など制限措置強化へ
ドイツのメルケル首相は13日、新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるため、ほとんどの商店を閉鎖するなど制限措置を強化する方針を明らかにしました。
これは連邦政府とドイツ各州による会議で決定されたもので、今月16日から来月10日まで実施されます。すでに感染防止対策としてレストランや娯楽施設の営業が禁止されていますが、これに加えて生活必要品や医薬品を扱う場合を除き、商店も閉鎖されます。
このほか、学校も多くの地域で休校となり、オンラインに切り替えられることになりました。
また、屋外で人が集まる場合、これまでは2世帯・10人まで認められていましたが16日以降は5人までとなります。ただクリスマス休暇だけは、自宅に親族を4人まで招くことができるということです。
ドイツでは先月初めに対策を強化したことで新たな感染者数の伸びが抑えられていましたが、ここ数日再び増加に転じたことからより厳しい制限の導入に踏み切ったものです。