スイスがワクチン承認“世界初の通常審査”
スイス政府は19日、アメリカ製薬大手・ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスワクチンの使用を承認したと発表しました。
ファイザーとビオンテックが共同開発したワクチンは、イギリスやアメリカですでに緊急使用が許可されていますが、スイスでの承認は、通常審査によるものでは世界初だとしています。
2か月間に及ぶ審査では、全ての年齢層で高い効果を示し、最も多くみられた副反応はインフルエンザワクチン接種後のものと同様だということです。
まず、10万回分が供給され、接種は無料ですが、強制されません。
政府は来月4日から、高齢者などに接種が可能になるとしています。
一方、中東イスラエルでもファイザーなどが開発したワクチンの接種が始まり、ネタニヤフ首相が“第1号”となって、国民に接種を呼びかけました。
中東諸国では、サウジアラビアでもワクチン接種が始まっています。