次期政権の命運は…ジョージア州で応援演説
アメリカのバイデン政権の命運を左右するともみられている南部・ジョージア州の上院議員選挙の決選投票の応援のため、トランプ大統領とバイデン次期大統領が4日、それぞれ現地入りし、演説しました。
5日に行われる決選投票は、ジョージア州の2議席をめぐって、共和党と民主党の候補が激しく争っていて、共和党が1議席でも取れば、上院では共和党が多数派となることが決まります。議会がねじれた状態となるかがかかった選挙だけに、投票日を翌日に控えて、トランプ大統領は現地入りして、現在も演説を行っています。
トランプ大統領「ハロージョージア!ジョージアの選挙で負けるはずがない。あれは不正な選挙だったんだ」
バイデン次期大統領「トランプ大統領は問題に対処するのではなく、(大統領選について)泣き言や文句を言っている」「なぜ働きたくないのにまだ大統領でいたいのか、私にはわからない」
バイデン氏は、ジョージア州の有権者が上院議員選挙で民主党の候補者を選べば、新型コロナウイルスのワクチン配布など、国民が必要な対策を受けられると支持を訴えました。