ウクライナで女性兵士倍増…1万人以上が最前線で戦闘任務に
ロシアによる侵攻が続くウクライナで、女性兵士の数が倍増し、1万人以上が最前線で戦闘任務に就いていることが明らかになりました。
ウクライナメディアによりますと、ステファニシナ副首相は11日、NATO=北大西洋条約機構の女性リーダーシップに関する公開フォーラムに出席し、「ウクライナ軍で働く女性の数は増えており、1万人以上の女性兵士が最前線で戦闘任務に就いている」と明らかにしました。
ロシアによる侵攻当初と比べると、その数は倍になっているということです。
ウクライナ国防省は去年12月、女性の体にフィットするよう特別に設計された防弾チョッキを認可するなど、対応を進めています。
ウクライナでは現在、女性は動員の対象外ですが、非戦闘分野を含めると、6万7000人以上の女性が軍に勤務しているということです。