パリ五輪の契約めぐり大会組織委を再び家宅捜索 不正な利益の取得や便宜供与などの疑い 仏捜査当局
来年のパリオリンピック・パラリンピックに絡む契約をめぐり、フランスの捜査当局は、不正な利益の取得や便宜供与などの疑いで、大会組織委員会を再び家宅捜索しました。
AFP通信によりますと、フランスの捜査当局による家宅捜索は18日、パリオリンピック・パラリンピック組織委員会の本部とパリ市内のイベント企業など4社に行われました。
この4社は、オリンピックとパラリンピックの開会式に関与している企業で、今回の捜索は、複数の契約で不正な利益の取得や便宜供与などがあった疑いで行われたということです。
捜査当局は今年6月にも、別の疑惑で、組織委員会の本部やインフラ整備を行う建設公社などを家宅捜索していました。組織委員会は、捜索を受けたことを認め、「これまで通り捜査に全面的に協力している」とコメントしています。