バイデン大統領 露で拘束のバスケ選手解放への支援伝える
アメリカの女子バスケットボールの選手がロシアで拘束されていることを受け、バイデン大統領は6日、この選手のパートナーと電話で話し、解放に向けあらゆる支援を行うと伝えました。
ロシアで拘束されているのは、アメリカ女子プロバスケットボールのブリトニー・グライナー選手で、今年2月にモスクワの空港で、大麻製品を所持していたとして、身柄を拘束されています。
ホワイトハウスによりますと、バイデン大統領は6日、グライナー選手のパートナーと電話で話し、できるだけ早い解放を目指して、あらゆる支援を行うと伝えました。
また、バイデン大統領は、グライナー選手に送る予定の手紙も読み上げたということです。
グライナー選手もこれまでバイデン大統領宛ての書簡で、「一生ここに閉じ込められるのではないかと恐れている」などと拘束生活の恐怖を訴えています。
ホワイトハウスは、「拘束は不当だ」として、グライナー選手の帰国は「バイデン大統領の優先事項だ」としています。