北朝鮮が相次ぎ“ミサイル発射”安保理が緊急の公開会合
北朝鮮が相次いで弾道ミサイルを発射したことを受け、国連の安全保障理事会は11日、緊急の公開会合を開きました。
安保理の緊急会合では、議長国のアメリカが相次ぐ弾道ミサイルの発射を受け、北朝鮮に対する追加制裁決議案を支持するよう理事国に求めました。
米国連大使・トーマスグリーンフィールド氏「安保理が沈黙を守っているのは、安保理が自制すれば北朝鮮が交渉につくと2つの理事国が主張しているからだ。制裁緩和を検討するのではなく早急に制裁強化に転じなければならない」
アメリカの提案に対し中国は「制裁は建設的ではなく、対話を再開するべき」だと主張しました。
また、ロシアも「制裁は北朝鮮の国民を人道的困難に陥れる」とした上で、対話での解決を主張し安保理として一致した対応を取ることはできませんでした。