ウクライナ、露戦略爆撃機を初めて破壊と主張「300キロ離れた場所で迎撃」
ウクライナ・ベレチュク副首相SNSより
ウクライナ国防省は19日、ロシアの戦略爆撃機を初めて破壊したと主張しました。ウクライナから300キロ離れた距離から攻撃したとしています。
ロシア南部・スタブロポリ地方の知事によりますと、19日、ロシア軍の戦略爆撃機「ツポレフ22M3」が墜落し、1人が死亡したということです。この墜落について、ロシア国防省は、「基地に戻る途中で起きた技術的な故障」としています。
一方、ウクライナ国防省は「爆撃機はウクライナから300キロ離れた場所で迎撃され、ロシア南部・スタブロポリ地方まで飛行したのち墜落した。空中で戦略爆撃機の破壊に成功した初めてだ」と戦果を強調しました。迎撃手段については明らかにしていません。
ウクライナ国防省は、この爆撃機について、「ウクライナの街を攻撃する巡航ミサイルが搭載可能だった」としています。