去年の米GDP、前年比プラス5.7% 37年ぶり高成長
アメリカの去年の実質GDP(=国内総生産)の伸び率が発表され、前の年に比べて、プラス5.7%となりました。37年ぶりの高い伸びとなっています。
アメリカ商務省は27日、去年1年間の実質GDPの伸び率の速報値を、前の年に比べてプラス5.7%と発表しました。1984年以来、37年ぶりの高さです。
また、去年10月から12月期の実質GDPの速報値は、年率換算で前の3か月に比べてプラス6.9%となっています。
6四半期連続のプラス成長で、バイデン政権による現金給付など大規模な経済対策や新型コロナウイルスのワクチンの普及によって、個人消費や輸出、企業の設備投資などが回復したことが主な要因となっています。