中国・武漢“克服アピール”の映画公開
新型コロナウイルスの影響で、中国・武漢が封鎖されてから23日で1年となるのを前に、感染拡大を乗り越えたことをアピールする映画が22日から公開されています。
22日、上映が始まったのは、去年1月23日からおよそ2か月半続いた、武漢の都市封鎖の状況を描いたドキュメンタリー映画です。
湖北省の共産党宣伝部が企画・指導したもので、「医療関係者やボランティアら、平凡な英雄の偉大さを記録した」とアピールしています。
中国政府は武漢を新型ウイルスに勝利した象徴の街としてアピールしていますが、WHO(=世界保健機関)の独立委員会は中国の初動の遅れも指摘しています。