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ゼレンスキー大統領 検事総長と保安局長官を解任 職員60人以上が“ロシア側に協力”か

2022年7月18日 11:46

ウクライナのゼレンスキー大統領は17日夜、検察と保安局の職員60人以上がロシア側に協力した疑いがあるとして、検事総長と保安局長官を解任したと明らかにしました。

解任されたのは、ベネディクトワ検事総長とバカノフ保安局長官です。ゼレンスキー大統領は解任の理由として、ロシアに占領された地域に残る検察と保安局の職員60人以上が、ロシア側に協力した疑いがあるとしています。

ゼレンスキー大統領「ウクライナとロシア当局の職員間の明らかになったつながりは、関連する指導者に非常に深刻な疑問をもたらす」

反逆などの疑いがあるケースは651件にのぼり、刑事手続きが進められているということです。

ゼレンスキー大統領は、3000発以上の巡航ミサイルによる攻撃を受けているとした上で、「ロシアの戦争犯罪者やその協力者、ひとりひとりに裁きを受けさせる」と強調しました。