ミャンマー軍のクーデターに抗議するデモが日本でも続いています。１４日、東京の渋谷で行われたデモでは軍に対して日本政府が解決に向けた働きかけをするよう求める声が聞かれました。

抗議デモは新型コロナウイルス対策で声を上げない形で行われ、在日ミャンマー人らおよそ２５００人が参加しました。

ミャンマーでは、軍が市民らに対し、威嚇射撃や放水など実力行使で締め付けを強化していますが、参加者からは懸念の声が相次ぎました。

デモ参加者「軍は銃をもっていて国民たちを殺したり捕まえたりしているから、日本政府・日本国民の力が欲しい」「こんなにひどいことを私たちは許さない。私たちも国にいる家族も夜も寝られない」

また参加者らは、アウン・サン・スー・チー国家顧問など拘束されている人たちの解放を求めたほか、「軍のクーデターは絶対に受け入れない。最後まで戦い続ける」と話していて軍に対して抗議を緩めない姿勢です。