米国務長官 イランとの核協議応じる考え
アメリカのブリンケン国務長官は18日、イギリス・フランス・ドイツの3か国の外相との会合で、イランの核合意について、厳格な順守を条件に、イラン側との協議に応じる考えを伝えました。
アメリカのブリンケン長官は、トランプ政権下でアメリカが離脱したイランの核合意について、「イランが合意を厳格に順守するなら、アメリカも同様に順守し、イランとの協議に応じる用意がある」との考えを直接伝えました。
これに対し、イギリス・フランス・ドイツの3か国の外相は、歓迎する意向を示しています。
また、4か国の外相は共同声明でイランがIAEA(=国際原子力機関)の抜き打ちの査察の受け入れを停止する方針を示していることについては、「危険な決定だ」と非難しました。