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ミャンマー丸山大使“民主化のため努力を”

2021年2月20日 19:57

クーデターが起きたミャンマーの日本大使館の丸山大使が20日、集まった市民から支援を求める要望書を受け取り、民主化のために努力を続けると答えました。

20日、最大都市ヤンゴンの日本大使館前には多くの市民が集まり、丸山市郎大使に民主化への支援を求める要望書を手渡しました。丸山大使は現地の言葉でスピーチし、「ミャンマーは日本と親しい関係にある大切な国で、日本政府としてミャンマー国民の声を無視することはない」としてミャンマーの人々に寄り添う姿勢を示しました。

また、軍に対し、アウン・サン・スー・チー国家顧問らの即時解放や民主的で平和な解決を要求していると話し、ミャンマーの民主化のため引き続き努力するとしました。

20日も各地では軍に抗議するデモが行われ、首都ネピドーでは、抗議デモの最中に警官隊から銃撃を受け、19日、死亡した20歳の女性をしのび、市民らが黙とうをささげる場面もありました。

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