プーチン氏、西側首脳参加のオンライン会議に出席…「和平交渉から離脱したのはウクライナ」改めて強調
ロシアのプーチン大統領は22日、西側首脳も参加してオンラインで行われたG20臨時首脳会議に出席し、ウクライナへの侵攻について、「和平交渉から離脱したのはウクライナだ」とこれまでの主張を改めて強調しました。
G20議長国・インドのモディ首相の呼びかけで開催されたオンラインでの臨時首脳会議には、日本の岸田首相やフランスのマクロン大統領らのほか、ロシアのプーチン大統領も出席しました。
出席者から「ウクライナ侵攻は衝撃だ」と、ロシアによるウクライナ侵攻を非難する声があったことに対し、プーチン大統領は「2014年のウクライナの親露政権崩壊やガザ地区での民間人攻撃は衝撃ではないのか」と述べ、ウクライナを支援する西側諸国を批判しました。
さらに「和平交渉からの離脱を公言したのはウクライナだ」とこれまでの主張を改めて強調しました。
ロシアメディアによりますと、プーチン大統領が、西側諸国首脳が出席する会議に出席し演説するのは数か月ぶりだということです。
写真:ロシア大統領府(オンラインで開かれたG20臨時首脳会議に出席したプーチン大統領)