“機密文書”の画像流出 米軍基地の男性か 米紙
アメリカ政府の機密文書とみられる文書の画像がインターネット上に流出した問題で、有力紙ワシントンポストは、アメリカ軍基地で働いている20代の男性が文書を流出させたと報じました。
ワシントンポストは、「ディスコード」というオンライン・コミュニティーサイト内で、「OG」と名乗る人物が、機密情報を投稿していたとする知人の少年らの証言を報じました。
証言によりますと、「OG」は軍事基地で仕事をしていると主張する20代の男性で、「政府が一般の人々に隠している秘密を知っている」などとして、およそ20人の「ディスコード」内の銃の愛好家たちによる招待制のグループ内で、去年から機密情報を投稿していたということです。初めは、機密文書から内容を書き写して投稿していたものの、その後、機密文書の画像じたいを投稿し始めたとしています。
今年2月末にメンバーのひとりが別のグループに画像を転載したことで流出が進み、知人は「OG」が「混乱し、どうしたらよいか迷っているようだった」と語っています。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は13日、ワシントンポストの報道について、司法省の捜査が続いていることを理由に「コメントしない」としています。