米“機密文書”流出疑惑 ウクライナ情報など バイデン政権が本格的な調査へ
ロシアのウクライナ侵攻などをめぐるアメリカ政府の機密文書とみられる文書の画像がインターネット上に流出し、バイデン政権が本格的な調査に乗り出しました。
この問題は、アメリカの機密情報を記載したとみられる文書の画像がインターネット上に流出したものです。
ニューヨークタイムズは、流出した文書はウクライナでの戦況や軍事支援に関する情報のほか、ウクライナ支援をめぐる韓国政府内のやりとりをアメリカが傍受していたことを示唆する文書も含まれていると報じています。
国防総省は9日に発表した声明で、「高度な機密情報を含んでいるとみられる文書の画像の妥当性を引き続き評価している」とした上で、この文書が安全保障や同盟国との関係に与える影響を評価する作業が、省庁横断で始まったことを明らかにしました。
さらに、司法省も刑事事件として捜査に乗り出しています。