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バイデン政権発足後 接種回数5千万回超え

2021年2月26日 10:28

アメリカのバイデン大統領は25日、新政権の発足以降、国内での新型コロナウイルスのワクチン接種回数が、5000万回を超えたことを受けて、演説を行い、「正しい方向に向かっている」と強調しました。

バイデン大統領は、就任100日間で1億回分のワクチン接種を目標に掲げていますが、37日間で、半数の5000万回を達成したことになります。

バイデン大統領「最初は野心的過ぎる目標と言われたが、今は目標が低過ぎると言われている」

大統領は、「前の政権に、ワクチンを接種させる計画が全くなかった混乱を引き継いだが、正しい方向に向かっている」と述べ、トランプ政権下での接種回数がおよそ1600万回にとどまっていたことと比較し、対応の違いをアピールしました。

さらに大統領は、「7月末までにすべての国民にワクチンが行き渡る」とする一方で、「気持ちを緩める時ではない」と感染予防対策の徹底を訴えました。