中国 新たに国産ワクチン2種を承認
中国政府は中国の製薬会社が新たに開発した2種類の新型コロナウイルスのワクチンを条件付きで承認しました。これで中国で承認された国産ワクチンは4種類となります。
中国メディアによりますと、中国政府は25日、中国の製薬会社「カンシノ・バイオロジクス」が開発したワクチンと国有製薬大手「シノファーム」の傘下、武漢生物製品研究所が開発したワクチンの2種類を条件付きで承認しました。
中国ではこれまでに「シノファーム」と別の製薬大手「シノバック」がそれぞれ開発した2種類のワクチンが承認されていましたが、これで中国で承認された国産ワクチンは4種類となります。
中国は国内で大規模なワクチン接種が行われているほか、途上国などにワクチンを供給するいわゆる「ワクチン外交」も積極的に進めており、中国外務省によるとこれまでに53か国にワクチンを支援、また27か国に輸出を行っているということです。