アメリカ・ニューヨーク州で他の州から州内に入る人に対して課されている隔離義務が、来月１日から撤廃されることになりました。

ニューヨーク州はこれまで、近隣の州を除くほとんどの州からニューヨーク州に入る場合、事前検査と到着後３日間の隔離、さらに４日目に検査を受けることなどを義務づけていました。こうした隔離義務についてクオモ州知事は１１日、感染者数などが減少し続けているとして、来月１日から撤廃すると発表しました。ただし、予防措置として引き続き自主隔離することを推奨するとしています。

売店店主「いいニュースです。他州から人が来てくれると店の営業は助かります」

ニューヨーク市民「隔離義務をなくすのは反対です。安全ではないし無責任です」

一方、海外からの渡航者については、引き続き隔離が義務づけられるとしています。