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日米豪印の首脳会合を前に中国政府がけん制

2021年3月12日 19:41

日本・アメリカ・オーストラリア・インドの首脳が、12日、初めての首脳会合を開催するのを前に、中国政府は「第三国の利益を損なうことを狙ってはならない」とけん制しました。

日米豪印4か国、いわゆる「クワッド」の首脳会合はオンラインで行われ、インド太平洋地域で影響力を増す中国をにらみ自由で開かれたインド太平洋や新型コロナウイルスワクチンを途上国に供与することでの協力を確認するものとみられます。

これに先立ち、中国外務省の報道官は、12日、「国家間の協力は、地域各国の相互理解と信頼を深めることに役立つべきで、第三国の利益を損なうことを狙ってはならない」とけん制しました。

また、「閉鎖的で排他的な小さいグループを作るのではなく、地域の平和安定と繁栄に有利なことを行うよう望む」としています。