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露当局、ツイッター社への圧力強める

2021年3月17日 4:35

ロシアの通信監督当局は16日、ツイッターについて違法とみなすコンテンツの削除に応じなかった場合、1か月後に通信を遮断することを検討すると明らかにしました。

ツイッターをめぐっては、ロシアの野党指導者・ナワリヌイ氏が逮捕・収監された際に、全国で起きた抗議活動で一定の役割を果たしたとされています。

当局はツイッター社に対し、未成年者にデモへの参加を呼び掛ける投稿を削除するよう求めていましたが、これに応じなかったとして罰金を科していました。

今回、当局が違法なコンテンツの削除を求める目的について利用者を守るためとしています。

プーチン政権はSNSを通じて、反政権の機運が盛り上がることを警戒していて、ツイッター社が求めに応じなければ通信の遮断を検討するという圧力を強めた形です。