NYで「ブラジル型」変異ウイルス初確認
アメリカ・ニューヨークで20日、新型コロナウイルスの「ブラジル型」の変異ウイルスが初めて確認されたと発表されました。
ニューヨークのクオモ州知事は20日、新型ウイルスに感染したニューヨーク市内に住む90代の患者から「ブラジル型」の変異ウイルスが確認されたと発表しました。この「ブラジル型」は、アメリカ国内ではすでに48件報告されていますが、ニューヨークで確認されたのは初めてです。この患者は最近、旅行をしておらず、市中感染の可能性があります。
CDC(=疾病対策センター)は、イギリス型や南アフリカ型と同様に、ブラジル型を「懸念される変異ウイルス」に指定していて、ワクチンの有効性を低下させる可能性があるとしていますが、感染力の強さなど詳しいことはわかっていません。