船体浮上「方向変更できた」スエズ運河座礁
エジプトのスエズ運河で大型コンテナ船が座礁した事故で、運河を管理する当局は、「船体が浮上し、方向を変えることができた」と発表しました。
スエズ運河では今月23日に日本の正栄汽船が所有する大型コンテナ船が座礁して動かなくなり、運河がふさがれて300隻以上の船が立ち往生していました。
コンテナ船の船首付近の土砂を重機で取り除く作業などが続いていましたが、エジプトの運河当局は「船体が浮上し、方向を変えることができた」と発表しました。運河をふさいでいた船が動いたとみられます。
また、当局は、付近で立ち往生している船に対し、運河の再開に向けて待機するよう指示しました。