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日米など14か国が懸念示す WHO報告書

2021年3月31日 6:50

新型コロナウイルスの起源を解明するWHO(=世界保健機関)の報告書の公表を受け、日本やアメリカなど14か国は、「完全なデータやサンプルへのアクセスが欠如していた」として、懸念を示す共同声明を出しました。

共同声明は、日本やアメリカ、イギリス、オーストラリア、韓国など14か国が出したもので、「国際調査団による調査の実施が大幅に遅れ、完全なデータやサンプルへのアクセスが欠如していた」などと指摘した上で、「共通の懸念を表明する」としています。

アメリカ・サキ報道官「中国には透明性がなく、基本的なデータも提供していない。当然、協力的とは言えない」

アメリカ・ホワイトハウスのサキ報道官は、報告書を公表したWHOについても、「非常に官僚的で、この深刻な危機に向き合っていない」などと批判しました。